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COLUMN成功のためのポイント

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オフショア開発を始めるなら開発プロセスの見直しを

業界では各種システム構築の成功率は2~3割というのが定説になっています。最近ではPMP資格等、プロジェクト管理に必要な知識が体系化され、同資格の所持者が増えていることもあり多少なりとも改善の兆しが見えていますが、この業界に長く居られる方で炎上プロジェクトを見たことが無いという方は稀ではないかと思います。

 

プロジェクトの規模に関わらずウォーターフォールモデルでの開発が未だに行われていますが、ユーザ側のスピードが上がってきた現在では、46年も前の開発モデルが合わないケースが見受けられます。前工程が100%正しい事が前提になっているウォーターフォールモデルでは、外的要因(例えばOSのアップデート)によって上流工程が崩れてしまうと、膨大な手戻りが発生してしまいます。

 

そもそも日本でうまく行っていない方法を海外に持って行った所で成功するはずがない、というのは誰でも分かる話ではないかと思います。しかし各種の制約もありイチ担当者の立場で方法論に疑問を呈した所で、組織は言うことを聞いてくれないという実情もあります。

 

一方でオフショア発注先では時代に合わなくなってきたウォーターフォールモデルでの開発プロセスを見直し、新しい開発プロセスにスイッチしてきています。scrumを採用しそれを売りにしているソフトハウスや、リーン開発プロセスのカンバンを置いているソフトハウスも珍しくありません。

 

開発する対象によって適切な開発プロセスは異なりますので、十把一絡げに「アジャイル開発プロセスにしましょう!」とは言えませんが、オフショア開発が御社にとって新しい取り組みであるとしたら、プロセスの見直しを先に推進されてみてはいかがでしょうか。小さなプロジェクトがあれば、そこから手を付けてみると結果が分かりやすいかと思います(大きな失敗になるリスクも小さくなるでしょう)。

 

特に日本と海外でのオフショアシステム開発では言語の壁によって小さな誤解から小規模な手戻りを頻繁に繰り返す事になります。発注先とSkypeをほとんど繋ぎっぱなしにして一日に何度もリリースをするような開発現場も存在します。小さな失敗を簡単に取り返せる状況になっており、マネジメント側も技術側も精神的負担が少なく、長期的な継続開発を要するWebサービス等では大変有効な取り組みであるといえます。

 

しかし、どのようなプロセスであれ発注先とのコミュニケーションを密に取ることが大前提になります。オフショア発注先を一度は視察して先方の担当者と膝を突き合わせて対話し、社内を観察した上で戦略を検討されると良いでしょう。

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